初級者入門者は自分の努力を(要領良く)語る
中級者は性能を語る(性能そのものと、性能を出す原理)
上級者は価値を語る
中級の卒業=自分の知っているレベル。
最初の上司のから教えられたり、議論したりしたことが中心になる。
全部伝えたい
伝えて行くためのアイテマイズ→目次案へ
●初級 電気系エンジニアとして楽勝なことは任せてもらえる
・ベテランが言っていることが大体わかる
・基礎的な用語・数式記述・図面を理解できて、コミュニケーションに使える
例)jω、ボード線図、真理値表、フローチャート
・がんばんって練習問題にとりくむことができる
・貢献 細部をきちんと作ること
●中級 ブロックレベル設計を任せてもらえる
・★重要★OPアンプを作って問題がある場合には直すことができる
・ちゃんとできる
・初級者の答え合わせができる
・多少複雑でも習ったはずの回路計算は最後までできる
例)3×3の行列が出てくる回路網
・特有の設計図面の読み書きができる
例)OPアンプを含むアナログ回路、状態遷移図、通信フロー図
・もっとできる
・教科書には書かれていないことにも挑むことができる
例)非線形性による歪を近似を用いて解くことができる
例)抵抗の電位依存性に起因する歪率
例)分布定数がでてきても逃げない
例)コンタクト抵抗・・面積と抵抗率で決まることを説明できる
例)伝送線路・・電流の挙動を図示できる
・トラブルを起こす構成を治すことができる
・性能を改善する設計変更において、落としどころを決めることができる
・貢献 担当ブロックの最適設計
●上級 「新しいシステム」に供するフィジビリティスタディ/基本設計を任せてもらえる
・一人でフィジビリティスタディができる(*1)
・ちゃんとできる
・アーキテクチャーから基本設計ができる
・基本設計として過不足の無い設計資料を作ることができる
・設計を任せた中級者の答え合わせができる
・中級者の手抜きを見抜くことができる
・貢献 新しいシステムの実現
*1 フィジビリティスタディに何人もかけられない、よくわかっている人一人に任せたい、というのがマネジメントの気持ち