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基本設計4(設計思想を的確に説明するー回路設計の肝)

#設計は一意に決まらないことが多いので、本当にそれで大丈夫なのか一歩引いたところから見ることが大切。ここは回路設計の肝であり、知識・経験がものをいうところ。

●機能設計事項

・アーキ選定理由

・シーケンス、タイミング

・信号レベル:Dレンジとノイズの間に上手に信号レベルを入れる

・セトリング
 ・ここでコーナー攻めのレベルを明らかにするとよい

●コスト関連事項

・面積

・部品代

・消費電力、電源電流

●ロバストネス、安全事項

・干渉ノイズ
 ・自分で出して自分にかぶるノイズ
 ・外来ノイズ
  ・電子回路は特に電源動揺に弱いことを思い出して、それでも大丈夫か? 
   #電子回路のテキストにおいて、この点の記述が甘いのが不思議である。特に時間軸回路など、感度100%であるが。

・対環境ロバストネス
 ・温度
 ・湿度
 ・ストレス
  ・セットの組み立てによって固定されるストレス
  ・温度、湿度がP板の変形をもたらしストレスに

・想定外入力(仕様外の入力)

・想定外負荷(短絡)

・電源投入時
 ・起動性
  ・ニワタマ
  ・電源投入順序

 ・投入時過渡応答(突入電流、出力振り切れ)
  ・保護Diに順方向電流が流れて焼損するかもしれない。さあ、どうする!

・誤動作からの復帰(特に状態回路)

・素子の定格を意識する
 ・火事にならないようにすること
 ・寿命関連(別項)

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2軸で表すとよいかも
・想定Caseカテゴリ(通常動作、起動(停止)、他システム動作、環境変動)
・気になる性能(例:DC精度、保安性(火吹かないか))