デジタル屋が回路と信号処理の両方を知っているわけではない!!!
古典的な「デジタル回路」はプロセッサを構成するための体系である。
それに対して「デジタル信号処理」は回路知らなくてもよい。
ならば、ことさらに「デジタル」といわなくても「信号処理」とだけいえばよい。
アナログ・デジタル拘わらず、処理が高度になればなるほど、線形代数の力を活用するために、行列で時系列処理を表したくなる。
すると離散時間信号を取り扱うことになりすでに「デジタル」前提である。
逆に、「アナログ信号処理」ってのは、「信号処理をするアナログ回路」という意味と近い。そのリアルタイム性のせいで、周波数特性をいじる、同期、パルス処理・制御ぐらいしかできない。昔のTV回路が代表といえる。