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情報伝送/コミュニケーション

私たちは、何をしているのだろうか?

コミュニケーション!

これがなければ全ての実体が存在する意味がない。

それだけではなく、全ての実体は、さまざまな種類の相互作用によって形作られたことを考えると、相互作用をコミュニケーションの上位概念に据えて、相互作用の中でコミュニケーションを再定義してみたくなる。

例えば

「一般の空間(例えば時空間)に展開した一般の相互作用(例えば電磁相互作用)において、その姿態に『意味』が付与されていて、相互作用する2つ以上の実体のうち少なくとも2つの実体が姿態と意味の対応規則を共有する場合、コミュニケーションが可能とする」

コミュニケーションによって、意味が伝達される。

アプローチとして、一見異なる2つの方式がある。すなわち、意味が付与されていると確証がある現象をそのまま送るか、メッシュで刻んだ(例えば)時空間単位でシンボルを使って送る手法である。後者は情報量縮減が可能になる。一方前者は、そのまま送ったつもりでも、送るための相互作用を起こす能力が十分ではなかったり、不用な相互作用が混入したりして、なかなか「そのまま」とはいかず、結局は後者で実現した情報量縮減が今度は勝手に発生してしまい、時空間をメッシュで刻んだのと似たような状態になる。両者を同様に取り扱うことを可能にする工夫ができれば、以後の議論もよりシンプルになる。(要はアナログ伝送もデジタル伝送もS/Nで語ることができるのと同じ)

ここに、以下を再定義する。

★情報 「意味」の高々可算無限個の集合。要素となる個々の「意味」は時空間が取りうる「意味」全体の集合とは一致しない。

★伝送シンボル

★伝送レート、(帯域幅)

★数学から語る

物理は微分方程式で記述

tを独立変数として持つ偏微分方程式は、刻々と場所を変えて行く関数を解として持つ。特にロスレス双極型は、関数形が変化せず、位置だけ推移する解を持ちうることは注目に値する。境界条件によっては大きさも変えない解もありうる。