sgm-san

教授要目(2)デジタル

ポイント:中級で「仕様に基づいてきちんと設計ができること」を目指す。回路の種類は問わない。

デジタル回路理論は、要するに「コンピュータを設計するための理論」であることに留意すること。これを忘れて信号処理に深入りすると、自分が何者かわからなくなるのではないか。

本来、信号処理理論は、デジアナ不問なはずだが、デジタル屋にくっついている(アナログ屋が逃げている)ことが悩ましい。

中級は言語を用いた設計の話が出てくるため、「デジタル設計者」以外には敷居が高くなる。それ以外の人が最小限のデジタル回路の知識を身に着けられるように初級を工夫する

上級はデジタル信号処理ブロックのシステム設計ができるところを目指すので、あらかじめ信号処理の中級程度までの習得が必要(信号処理上級で出てくるのはきっとソフトウェアなので、デジタル回路学習からは射程に入れなくてもよい)

今時のプロセッサへ到達する道筋を教授要目に表現しておきたい(今はまだできていない)