sgm-san

アーキテクトとして知っておきたい信号処理

(Laplace変換、z変換以外)

・特定の回路構成を前提としない信号処理分野

・プロセッサの高速化、メモリの大容量化により、プログラミングで構成する信号処理が実用的になったこともあり、複雑な計算を伴う方式が多数提唱され、実用化もされているが、全貌が見えなくなってきているのではないか。しかしエレクトロニクスアーキテクトとしては、中身に立ち入らずとも、どんなことをやってもらえるのか知っておくのが望ましいだろう。

・信号解析の図書を参考に、メニューを作って、特徴を述べておくのがよかろう。回路屋としては、回路へのフィードバックがあるかどうかが気になるところ。

・いずれも、一般式ではなく、少々手厚い具体例が必要。

 ・FFT、DCT
 ・スペクトログラム
  ・短時間フーリエ変換
  ・ウェーブレット変換

 ・カーブフィッティング(LMS)
 ・補間
  ・フーリエ級数
  ・Lagrange
  ・Newton
  ・バーンスタイン、ベジェ曲線
  ・スプライン、B-スプライン、NURBS(Non-Uniform B-Spline)
  ・エルミート
  ・バーコフ補間

 ・信号生成モデル
  ・線形予測
   ・ARモデル  (誤差に対するIIR)
   ・MAモデル  (誤差に対するFIR)
  ・スペクトルエンベロープ抽出
 ・MEMによるスペクトル推定
 ・最尤判定

 ・適応等化 (これは回路にFBされることもあるので別技術とは言えない)
 ・適応信号処理
  ・ニュートン法
  ・最急降下法
  ・LMS
 ・ベイズ

 ・ADC評価手法 ・・コヒーレント、エンベロープ、並べ替え