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カテゴリー: 回路

  • 2025.7.9 OPアンプ初級の次の講座案

    OPアンプ回路の実用性について。設計したり、使ったりするときに必ず考えねばならない回路の見方・考え方を教える。

    学習前の要請
    ・OPアンプの基礎は学んでいる
     ・反転、非反転増幅、加減算回路の形
     ・DCゲインの式
     ・安定性の話(位相余裕、ゲイン余裕)

    学習すること
    ・実際の回路ではどのように「そうはいかないこと」が発生するか。
    ・それらはどのように記述されるか。

    1.数式に語らせること
     DC分x規格化されたF特分
     DC分xf(着目する素子)
     周波数変換に耐えうる表現 f/fo を変数と見立てる

    2.追加されるPole、Zeroを意識
    ・帰還経路のC 高次Pole
    ・入出力のC 高周波が抜ける
    ・GNDのR Zeroが発生
    ・安定性に対して影響するものは?
     ・帰還経路のC
     ・レギュレータ出力Decap-CのGND(直列)R

    3.0Ωではないところを意識
    ・配線
    ・駆動素子
     ・基準電位駆動回路の出力Z
     ・負荷駆動素子
    ・GNDノード

    4.ノイズ出していたり、オフセットに効く部分回路を特定
    ・トポロジーレベルでわかる

    5.素子の非線形性
    ・抵抗
    ・容量

    6.電・グラノイズ

    ・出力に抜けてくる話
    ・DC化け
    ・入力に抜けてきて前段に干渉
     ・おそらく、入力キックバックスペクトルでLSIの全動作が見える