sgm-san

OPアンプの本質を理解

●オペアンプの入力で起こっていること、出力で起こっていること分けて説明

・入力では主に線形重ね合わせ可能な誤差がいろいろ発生している
・出力では負荷を駆動するために何か頑張っている

●オペアンプ回路にパルスを入力したときの応答を詳しく記述

・正負端子の電圧波形
・スルーリミットの発生

●opアンプ復習+

・テコのアナロジー(反転も、非反転も使える)
・ゲイン精度の話で電流と寄生抵抗が出てくる

 ・接地抵抗(配線引き回し、GND駆動回路)

 ・配線寄生抵抗、取り出し点

●OPアンプの回路図解読術(深掘り必要)

★文法

トポロジー理解のための文法
・Tr=gm
・ナレータ/ノレータ
・GC,GB,GE、GD,GG,GS

特性理解のための文法
・πモデル(入力R、gm、出力R、Cπ、Cμ、Co)

フィードバックシステムの考え方の定石
・「出力が・・になるようにフィードバックがかかる。そのために全段は〇〇にならなければならない」

★手順

・信号Pathの読み取り
 ・入力から出力まで、能動素子をどのように(GD/GG/GS?)通っているか、
 ・充放電が発生する枝を特定し、電流枯渇の可能性
 ・FBシステムの定石に基づき、出力から動作を読み解き、つぶれそうな箇所を特定
  ・ソースフォロワ
  ・増幅率が低い中間段

・問題解決のための視点
 ・GND系統がどのように書かれているか査定(上手か下手か)
 ・基準電位を発生させている回路の特定
 ・基準電位への流入電流経路を把握

★教養

歴史的OPアンプで、入力段のバリエーションを知る
・フツーの差動
・Ibキャンセル(OP07)
・カレントOnDemand
・GC-GB(741)
・それ以降は辻褄合わせのようなものと割り切る

出力段のバリエーションは、R-Rを知っていればよいだろう。

ループの内側の直列誤差が1/(1+Aβ)になる話

・入力換算ノイズはループの外側になる
 (ここ、わかりにくい。入力換算ノイズがアンプの中ではA倍されているのだが・・)
・ソースフォロワ出力を帰還する構成ではソースフォロワのゲートの電位に注意
 ・電源電圧との格闘になる(ゲートの電位がVgsによって押し上げられる)
  ・「外面をよくすると内側にしわ寄せが来る」